母をケーブルテレビから引き離しVOD派に転向させたいけど無理っぽい理由

公開日:2017/05/13 更新日:2020/05/06

どうも。先日、撮影した京都市動物園のナンテンちゃんの画像が、中国のサイトに堂々とパクられていておかんむりのコウカです(ーー゛))。

話は変わりますが、皆さんは、回転寿司では「注文する派」ですか? 「流れてくるものを取る派」ですか?

僕は基本、流れてくる皿を取る派です。回転寿司の存在意義は思考をゼロにしても適当なネタに出会えるところにあると言って間違いないじゃないですか。何が食べたいのか自分でもよく分かっていないとき、僕はあのレーンに期待と希望と意外性を託しワクワクします。楽しすぎて他のお客さんから見たら確実にウザい行動なんかもしてしまいます(オーダー品は友達の)。

ところが、@niftyが運営している『何でも調査団』が実施したアンケート調査によれば、約7割が注文する派だとか。特に若い人や女性は注文派である傾向にあるらしく、中年でおっさんの僕は何も言えません。先程の持論は早急に撤回させていただきます。

【参考】回転寿司で、注文する派と流れてきたものをとる派、多いのは注文派
 ※ちなみに「流れたきたもの」と校正ミスしてますよ、ニフティさん

ここでようやく本題なのですが、我が家で契約しているeo光のケーブルテレビを解約したいと思っています。理由は単純で、固定費の削減です。

僕はHuluとAmazonプライム会員に加入しており、ケーブルテレビは随分前から母しか観ていません。さらに最近、アダルト動画最新の映画目的でU-NEXTにも加入したので(無料お試し期間中)、動画はVOD(ビデオ・オン・デマンド)で十分なんですよね。いつでもどこでも番組を視聴できるVODの素晴らしさを、ぜひ母にも実感してもらいたい。

しかし、あんまり興味を示してくれませんでした。母は既に高齢ですし、VOD自体が(操作や機能を含め)よく分からないというところも大きいのでしょうが、それよりも、「無数とも呼べる選択肢のなかから好きなものを能動的に選びたい」とは思っていない気がします。

これ、先程の回転寿司の件と似ていて、ニーズの差ですよね。注文派は食べたいものが決まっているから能動的になるのであって、流れてきたものを取る派は、食べたいネタを特定していないけれど、とりあえず寿司は食べたいと思っているから受動的になる。母は後者で、動画配信サービスにはあらかじめ決まったプログラムを求めているようなんです。番組表を見てチャンネルを渡り歩く程度のことはしても、カテゴリー検索やタイトルのピンポイント検索など、「能動的に動画を探しあてる行為」はまずしないでしょう。

趣味でビーズアクセサリーをやっているので、作業しながら番組をたれ流しておきたい、というのもあるかもしれません。確かに、自宅では絶対VOD派の僕も、出張先のビジネスホテルなどでは「疲れているから頭を使いたくない」ため、ケーブルテレビのようなプログラム型の方が嬉しいです。決められた流れに身を預け、その時間に放送している番組をダラダラ観るのが好きです。「気になる番組があと2時間待たないと観れない!」みたいなアナログ感もなんかいい。

以上から、ニーズに違いがあるので母をVODに引き込むことは難しいでしょう。固定費削減が目的と言いましたが、大した額ではないですし、その前にU-NEXTいらなくね?とも思うので、無料お試し期間が終了したらこれまでどおりHuluとAmazonプライム動画だけでいこうと思います。

しかしU-NEXTもなかなかいいですね。昨日から『闇金ウシジマくん』シリーズをぶっ通しで観てます。そして正直「その他♥」カテゴリーも捨てがたい。

追記:ちなみに回転寿司での母は完全なる注文派です。

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コウカ(kouka)
ライター事務所「k-note」代表。カメライター、フォトライター、漫画原作者。写真と落書き漫画を交えて文章を書くのが好き。詳細プロフィールはこちら、仕事の実績確認・ご依頼はこちらからどうぞ。

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