Curriculum Vitae
Curriculum Vitae / the Italian voice

就職活動に必須の履歴書・職務経歴書(レジュメ)。面接に値する人材かどうかの最初の審査ですから、手を抜くわけにはいきません。全身全霊で作成してください。

職種を問わず、履歴書や職務経歴書には共通の決まり事がありますが、ここではライターの求人に応募する際に特化したポイントを整理していきたいと思います。全体的な知識は下記などを参考にしてください。

http://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/sample

ポイント1.志望動機の主役を「好きだから」にしない

未経験からライターを目指す場合、志望動機に「文章を書くことが好きだから」と書くのは自然だとは思いますし、それ自体は減点にも加点にもなりませんが、それだけで話が構成されていると「薄い。」ととられます。記憶に残らないと言うほうが正しいでしょうか。

実は、採用活動というのは、やるほうも結構大変なんですよね。応募者がたくさん集まれば集まるほど目を通す書類が多くなるため、きちんと読みはするものの、目に付くポイントだけしか記憶に残らないことがあります。

文章を書くのが好き。これは文字量にかかわらず皆書くので、それだけだと埋もれるに決まっています。物事は相対的に決まるものだということを再認識し、その他大勢に入らないようにしましょう。具体的には、

文章が好きな自分が、
なぜその企業を志望し、
どんな分野で活躍したいのか、
またそのために(未経験ながら)どんな努力をしてきたのか

などを書くことです。したがって、志望動機の使い回しは基本NG。「なぜライターになりたいと思ったか」など普遍的な部分はいいにしても、「どうしてその御社を選んだのか」は、たとえ同系統の分野(求人広告ライターなど)でも止めておいたほうがいいです。……というより、ライターを目指すなら企業によって書き分けくらいしましょう。

履歴書や職務経歴書は、自分という商品を売り込むコピーライターとして最初の仕事です。嘘偽りはいけませんが、多少の「釣り」を用意しておくのも手。読み手の立場と状況を想定し、相手が食いつくような構成を考えましょう。

ポイント2.前職で得た「使える力」を見極める

未経験者は即戦力になれないので、評価ポイントは応募者の人間性や、前職で培ってきたビジネスマンとしての力を見ることになります。

ここで大切なのは、前職とライターがまったく関係のない業界や職種の場合、無闇にそれらをアピールしようと思わないことです。

陳腐な例としては、「接客・販売を通してコミュニケーション能力を磨いてきたので取材は得意(だと思います)です」など。企業内の接客なんとかコンテストで大賞を取ったとか、販売実績3年連続1位だったとか、特に輝かしい実績があればそれを強調するのはいいですが、そうでない場合や、「上手いアピールの仕方」が思い浮かばない場合は、下手にそれらを全面に出さないほうがいいです。無理やり作った感が出すぎて採用担当者を興ざめさせます。

また、たとえ書くことに携わる業務、たとえば「売れ筋商品のPOPにひと言コメントを書いていた」程度のこと(失礼な言い方ですが)なら、やっぱり大々的にアピールするのは考えものです。なんとなく理解できると思いますが、「ふ~ん」で済まされる可能性が高いです。

それまでどんな仕事をしてきたかは大切ですが、未経験者ですから、それが書く仕事に直接関わりのない場合でも減点にはなりません。前職で得た力を下手にライター結びつけるくらいなら、ライターになるためにしてきた努力をアピールしましょう。

ポイント3.見やすいレイアウトを意識する

3つ目はごくごく基本的なことですが、熱意に満ち満ちて我を失っているのか、改行も余白もほとんどない長文を敷き詰めてくる人がいます。これ、単純に見にくいので止めましょう!そういう履歴書や職務経歴書を見ると、私なんかは(読ませる気がないのかな?)と思ってしまいます。

ライターたるもの、内容はもとより可読性を考えることも大切です。適度または意味のある改行や余白は必ず意識してください。手書きの場合はていねいな字を心がけること。上手い字ではなくてもいいので、読みやすい字を書いてください。

さいごに:手書きかパソコンか?

指定があればそれに従うだけですが、何もなければ手書きで書くことをおすすめします。今どき手書きなんて……と私も強く思いますが、そういった古い慣習に理解ある出版やIT業界ですら「履歴書は手書で!」という経営者が意外にいるからです。

履歴書が手書き指定なんて、外国人に言わせれば非効率極まりない狂気の沙汰らしいですが、残念ながらここは日本。せっかくのチャンスを逃さないよう、文字から自分を想像してもらえるくらい気合を入れて書きましょう。

さいごに余談ですが、本番の履歴書とほぼ変わらない「Web履歴書」があるサイトから応募しているのに、改めて書類の履歴書を求める企業ってなんなのでしょうか。いや出力しろよと思うのですが……。

皆さんの参考になれば幸いです!

スポンサーリンク