品川ヒロシの映画・ドロップを観た後なぜかスッキリしない理由

公開日:2010/12/17 更新日:2018/04/21

基本的に不良青春ものは好きな方です。BE-BOP-High Schoolしかり、クローズしかり。
だから採点は甘めです。王道すぎる展開は、それはそれで心地よいものです。
が、なぜでしょう。こう、何かが引っかかるものがあります。
この違和感は、不良青春ものの映画を観て味わったことのないものです。

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2009年/日本 上映時間122分
監督:品川ヒロシ
出演:成宮寛貴, 水嶋ヒロ, 宮川大輔, 坂井真紀, 哀川翔 ほか

ヤンキーの世界に憧れて私立中学校から公立中学校へ転校デビューを果たしたヒロシ。しかし案の定さっそく不良たちに目をつけられぶちのめされる。そのときタイマンを張った相手こそ、極悪非道なカリスマ・達也だった。達也と不良グループとの出会いからヒロシの青春が始まる。

違和感の正体は達也

楽しめた・・・でも、こう、なんかスッキリしない。
エンドロールを見ながら首をひねっていると、ハッと答えが分かりました。

物語の核である、達也というキャラクターが好きになれないんです。

原作ではどうか知りませんが、映画の達也は、私にはただのクレイジーな乱暴者にしか見えません。

それこそ、凶悪犯罪者予備軍、みたいな。(実際の達也さんは今や立派な大人のよう)

達也「ケンカすんのに理由が必要かよ」

いや、必要に決まってるでしょ。

達也「人間はそんな簡単に死なねーよ」

頭の打ち所が悪くて運悪く亡くなった人はいくらでもいますけど……。

友情に厚く、仲間のためなら50人にでも向かっていく!

……ただただ、ケンカ狂にしか見えない。

しかしまあ、程度の差こそあれ、達也みたいなキャラって中学のとき何処にでもいた気がするなぁ、と思いました。
敵にまわすとすごく厄介で、ちょっとしたことでキレて、しかも意地っ張りだから、下手をすればその流れでケンカになったりしてホント面倒なんだけど、友情にはとても厚い。
そう考えると、憎めない奴なのですが。

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コウカ(kouka)
ライター、カメライター、漫画原作者。写真と落書き漫画を交えて文章を書くのが好き。瞬発力だけで生きている。

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