韓国のラジオ『M4UCAST』を毎日聴いて会話力を鍛える

公開日:2013/02/01 更新日:2018/09/25

(注)公開日時点での情報です。最近はDJがいなくなったのか、1日中音楽だけ流れていることがほとんどです。

言語のシャワーを浴びるのは語学の勉強法として非常に優れた方法だと思います。自国でこれをやるのに最も手っ取り早い方法はテレビやラジオです。

僕はテレビよりもラジオがオススメ。理由は、テレビだとどうしても映像をヒントに会話の内容を想像してしまうからです。純粋にリスニング能力を上げるなら、テレビよりもラジオの方が良質な勉強法だと思っています。



無料のインターネットラジオ・M4UCAST

僕がよく聴いているのは『M4UCAST』というインターネットラジオです。インターネットラジオなので、ネット環境さえあれば誰でも視聴することができます。

また、iPhoneのラジオアプリ『Hot Radio Korea』からも聴くことができます。(『Saycast Top 20』というカテゴリーの中に入っています)

※ランキングから外れることもあるようです。気になって調べたら専用のアプリがありました^^;↓

僕は主に仕事中に聴いています。したがって1日8時間以上は韓国語のシャワーを浴びていることになるわけです。

このことを友人に話すと、「よくそれで仕事に集中できるね」なんて言われますが、僕程度の中・初級者は気を抜くと韓国語がただのBGMと化すので全く問題ありません。上級者なら危険かもしれませんね。

他愛ない話をしてくれるのがポイント

ラジオのDJは20代〜30代の女性が中心です。稀に男性も登場しますが、僕が1年間聴いたなかでは1人か2人しか知りません。

24時間放送?で、1放送につき2時間の設定でDJが交代になります。DJはそれぞれ自分の枠に番組名を持ち、毎日聴いていると、「次の時間は◯◯だな」と覚えるようになります。

さて、僕がM4UCASTを推すのは、トークの内容です。

DJのほとんどは、ハッキリ言って、どーーーーでもいい話をしています。

若者ならではの流行り言葉もバンバン登場します。「もっと実のある話が聞きたい」と思うかもしれませんが、考えてみてください。

普段の友達との会話って、ほとんどが他愛のないどうでもいい内容ではないでしょうか。つまりこのラジオは、日常のどうでもいい会話力のアップに役立つのです。

忘れもしません。一時期『애니팡』というゲームが大流行したとき、韓国人の友人たちがカカオトーク経由で執拗に勧誘メールを送ってきました。知人に勧誘メールを送ることで、ハート(残機)が増えるんですよね、確か。

ゲームをやらない僕にとってはウザイことこの上ない。今でこそ簡単にブロックできるように改善されましたが、当時はその設定方法がよく分からず、一人ひとりに「送るな」というほかありませんでした。

どうしたものかと悩んでいたとき、M4UCASTのDJが言うのです。

「皆さんエニパンの勧誘で困っていませんか〜」
「私もそうでした〜 友達をブロックとかして対処してたんですけど」
「対処法がちゃんとあるんですよ〜 まずは設定から……」

おかげさまで即解決!!
他愛のない話題を選んでくれてありがとう

とTwitterでつぶやく程の喜びでした。

日本が話題になることも

どうしてかよく分かりませんが、どのDJも日本のことをよく話します。日本に旅行した話をしたり、知っている単語を並べたり、竹島問題のことを語ったり。

視聴者から日本の曲がリクエストされることも多々あります。日本の話題が多いという点も、中・初級者にとっては聴きやすいのではないでしょうか。ただし、DJの方々が親日派かどうかはよく分かりません。

ギョッとする単語を連発する女性DJ

以下は下ネタではありません。絶対に下ネタではありませんので、誤解しないでください。

僕はただ、聞き取ったままの事実をありのまま書いているだけです。

まだ番組を聞き出して間もない頃、DJの女性が可愛らしい声でこう言いました。

「찡코님〜」


ん?


今、チン
…すいません、찡코と言ったよな?

찡코様?

どういう意味だろう?と耳をすましていると、ことあるごとに찡코を大連発。
挙げ句の果てには、

「찡코님~ 네 꺼야~」

 

ヤバイヤバイ!
ヤバイよDJのうら若き女性!!

この人だけかと思うと、他の時間で放送しているDJもこれを口にします。僕は仕事中ということもあり、ただ放送を流している状態なので、前後の文脈を聴き取っていません。

そして、聴き取ってやろうと集中しているときに限って発言しない。はやく찡코って言ってみろよオラァと、不純な視聴者になったこともありました。

はじめは単に僕の知らない名詞なのだろうと思っていましたが、どうも違う……。どうしても気になったため、韓国人の友達にどういう意味なのか尋ねてみました。

友達
「あ〜…たぶんですが、ラジオネームだと思いますね」

「どこかの変態ヤローが、女性にそういうことを言わせて喜んでるんだと思います」

 

なるほど!
確かに、そう考えるとすべて辻褄が合います。どの時間帯にもいる人か、またはあらかじめ設定されたラジオネームでログインした視聴者に対して話しかけているんだなぁと。

と、今までアプリで聴いていたのをやめ、パソコンのブラウザから番組専用の掲示板を開いてみると…

いました!찡코様!!
(※キャプションが撮れたらアップします 笑)

 

これにて一件落着。それにしても、日本に関心の高いDJたちが揃っているのに、誰一人気が付かないのでしょうか。

韓国でマンゴージュースが発売禁止になったときも、「韓国語で注文するとキケンな発音になるから」というほど日本人のことを気にしていたのに、どうしたものかチェックが甘々です。
『彩の韓国語はなし』さんにも同様の記事がありました→マンゴーシェイクの運命♀ ※リンク切れしてます)

結論

最後は若干、話しがズレましたが、とにかくラジオで韓国語を学ぶならM4UCASTはオススメです。トークが7割、曲が3割でバランスがよく、韓国の最新情報なども取り入れることができますよ。

もちろん、少しレベルを上げて聴きたい、もっと真面目な話が良いという人は、ニュースアプリ等で欲求を満たしてください。iPhoneでもAndroidでも、検索すればたくさん出てくるはずです。

他にも良い教材情報がありましたら、ぜひ教えていただけると嬉しいです。

 

追記
※真相が解けた今でも、ぶりっ子声で「우리 찡코!」とか言われると吹き出しそうになりますが、なんとか堪えて業務にあたっています。

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コウカ(kouka)
ライター、カメライター、漫画原作者。写真と落書き漫画を交えて文章を書くのが好き。瞬発力だけで生きている。

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