【PRODUCE48全話感想】AKBグループの「道場破り感」に高揚!練習生96名が初顔合わせ

公開日:2019/03/21 更新日:2019/03/28

韓国の人気オーディション番組『PRODUCE 101』とAKB48グループがコラボした
『PRODUCE48』 。日韓両国で通用するグローバル・ガールズグループを誕生させる合同企画だが、投票方法をはじめとするシステムやコンテンツは韓国側が担っており、視聴者からすれば「従来の番組に48グループが参戦しただけ」に近い。

しかし、韓国人練習生からすれば、そう単純な話ではなかっただろう。まだまだ無名の自分たちに対し、韓国でも多くのファンを持つ現役バリバルのアイドルが参戦してくるのだから、警戒しないはずはない。

そうした、ストレスにも似た緊張感が根底にあるからこそ、日本人メンバーがスタジオ入りしたときの「道場破り感」がたまらない。

【注】全12話を含む激しいネタバレを含むため、視聴中の方は今すぐ離脱することをオススメします。



日韓のイチオシは宮脇咲良

冒頭、国民プロデューサー代表で俳優のイ・スンギが番組の趣旨を説明。両脇には日韓の練習生が国別に並び、日本側の先頭にはHKT48の宮脇咲良が立っている。

わかるぞ。『マジすか学園』シリーズを見ていたおかげで、この人が前田敦子や大島優子の跡を継ぐグループの顔的存在であることは知っている。

宮脇よりも先輩で格上なはずのSKE48の松井珠理奈は控えめな位置にいた。後述するが、スタジオ入りする順番でも松井は宮脇の前座のような扱いだったので、制作側としては松井よりも宮脇のほうを推したかったんだろう。というか、ゴリ推しだっだな。

ちなみに、韓国側の先頭はクォン・ウンビ。年長者で練習生期間が長く、デビュー経験もあるためだろうか。なら、イ・ガウンは?? 後から見返すとこういう発見もあって面白い。

1位に座れる鉄の心臓を持つ者は?

あらかじめ決められた順番ごとにスタジオ入りする96名の練習生たち。どういう経緯で登場順が決まったのかは定かではないが、事務所の力と番組上の演出だろう。

見どころは二つある。

一つは、1位から96位まで、どの席に座ろうと先着順というルールのなかで、誰が1位に座るのかという肩慣らし的な戦い。現段階では効力のない数字とはいえ、可能ならばナンバー1の座に座ってみたいというのが誰しもの本音だろう。なんとも意地悪な企画である。

しかし、それを実行に移せるような肝っ玉娘はさすがにおらず、自信満々の松井珠理奈を持ってしても「勇気が出なかった」とコメント。結果的に残った形となった1位の席は、関西弁で言う”遠慮のかたまり”状態となり、最後にスタジオ入りしたパク・ジニとパク・ソヨンのうち、自信に勝るパク・ソヨンが座った。

登場順が違っていたら、別の結果になっていただろう。

韓国側のムードメーカー!リアクション芸人・チェ・イェナ

もう一つは、後からスタジオ入りしてくる練習生に対するリアクションだ。所属しているだけですごいという大手事務所からの刺客、同様のオーディション番組へ出演したことのある経験者、既にデビューを果たしたはずの現役アイドルなど、強力なライバルが登場するたびに大きなリアクションで驚くさまが実に面白い。

そのリアクション芸人の筆頭が、トップバッターでスタジオ入りしたうちの一人、チェ・イェナだ。

ライバルたちの美貌や実力に臆するような小物感がたまらなく、練習生同士の初顔合わせという緊迫したシーンを多彩に味付けしてくれたと思う。そのくせ、蓋を開けてみたらイェナ自身の実力も半端ないというギャップもよい。「イェナを好きになった余波で大沢あかねの評価が上がった」という声も聞くほどである。

韓国人練習生、AKB48の登場に「芸能人!芸能人!」

番組上の演出も手伝って、AKB48の登場シーンは格別に見えた。

「日本の方々は一番最後に登場かな?」
「そろそろAKB48グループ来そう」
「いきなり歌いながら来るかも」
「I wont you~♪ みたいな」

なーんて会話していたら、突然『ヘビーローテション』が鳴り出す。不意を付かれ固まる一同。特にチョ・ガヒョンの顔は何度見ても面白い。

参加人数も圧巻で、 「一体何人いるんだこいつらはッ!」という驚きが伝わる。一つの事務所につき多くても4名ほどの韓国側に対し、AKB48だけでも約20人いるのだから、 それもそのはずである。日本人には当たり前になってしまったが、これだけ大所帯のアイドルグループって、いろんな意味で凄いよね?

空席を見渡し、 ドスの利いた声で 「どこに座る?」 と発言する中西智代梨と、AKB48メンバーの動向を緊張の面持ちで見つめるパク・ヘユンがツボ。

グループ1位の松井珠理奈、既に日韓1位の宮脇咲良

AKB48に続き、NMB48、SKE48、NGT48(放送上はカット)が登場。48グループで最も大物の松井珠理奈は、

「え、あの人!」
「マツイジュリナ…よね?」
「ジュリナ?グループで完全にトップの人よ」

等と韓国人練習生の注目度が高く、海外にまで顔と名前が売れていることに感心するが、尺的に優遇されていたのは前述の宮脇咲良だ。この人は確かに華がある。チョ・ユリをして「気絶しそうなくらい美人」と言わしめるほどの外見も持っている。しかも事前の人気投票(?)で既に1位を獲得しており、今から考えると参加自体が反則だったようにも思える。

このように登場シーンの風格では圧倒的に48グループが上に見え、”アウェイでも上位に立つ日本人”という展開が胸熱だった。「頑張れー!松井珠理奈と宮脇咲良くらいしか顔と名前一致しないけど!」みたいな大盛り上がりで画面に食いつく。

この後、日本勢はハイレベルな韓国勢にフルボッコされるわけだけど。

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コウカ(kouka)
カメライター、フォトライター、漫画原作者。写真と落書き漫画を交えて文章を書くのが好き。瞬発力だけで生きている。

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