2012年1月中旬をもって前職を退職し、しょぼしょぼデザイナーから本職のライターに転職致しました。今、働き出して2週間が経ちます。
なんちゃってデザイナーとしての1年間
僕はデザイン専門学校出身ではあるものの、デザイナーとして一本立ちしようなんて気はさらさらありませんでした。デザインありきの仕事も受けられる、ディレクターとしての能力の底上げのために通っていました。
なのになのに、前職では会社の都合からデザインをメインにやらざるを得なくなり、あろうことかWebデザインやリスティング広告等まで業務の範疇。
もちろん、やれと言われれば何でもやります。実際、ちまちまですがコーディングやマーケティングの勉強をし、プリプレスの知識を身につけ、紙・Webを問わずいくつもの成果物を創りあげることができました。
しかし、どんなものを作っても、僕の心に達成感のようなものはありませんでした。むしろその逆で、己の駄作に対する失望感、そんなゴミが会社の顔的存在になることへの懺悔感の方が強かったです。何より、世のデザイナーさんへの謝罪の気持ち、これが最も大きかったです。
デザイナーさんのこと、尊敬してますかあrね。あの特殊技能。あれは、選ばれた者か、それ相応の努力をした者にしか得られない力だと思います。
ライターさんもそうじゃないですか、と言われますが、日本語は日本人なら誰でも書けます。そもそもの土台が違うんですよ。だから僕は、デザイナーとしての努力も才能も足りないのに、それでお金を貰っているのが申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
とりあえずはディレクターを目標に
晴れて元々の出身であるライターに返り咲いた僕ではありますが、正確には、『ライター兼ディレクター』が本職です。現在の職場でもディレクターを任されないと全然ダメダメです。Web専門の会社での勤務は初めてとなるので、ある程度の時間は必要とは思いますが、そんな悠長なことは言ってられません。
年下である、代表取締役社長と、取締役の2名が凄すぎるからです。
頂点にいるだけあって、この二人の背中は……死ぬほど遠い。
まだ始まったばかり…なーんて呑気に構えているとあっという間にどうしようもないオッサンになってしまうので、とにかく走ります。
実はこれまでもまあまあ走ってきましたが、さらにピッチを上げて行きたいと思います。
以上、オチもなにもありませんが、転職にあたっての決意表明記事としてアップしてみました。
今後ともよろしくお願いいたします。