2021年12月31日・大晦日なので1年を振り返っておきます。
フリーランスとしての活動は2020年から始めていましたが、開業届を出したという意味では今年が開業初年です。開業日は2021年5月17日。僕は「17」という数字に多少の縁があるので、ゲン担ぎを兼ねてこの日に間に合うよう届け出しました。
思うように仕事が取れるかどうかは多少不安でした。キャリア20年といえども会社員としてぬくぬく生活してきましたからね。そのため当初はあちこちに営業をかけまくり、「これはちょっと自分向きじゃないな〜」なんて案件もお受けしていました。
しかし、運良く捌ききれないほどの案件を頂くようになり、「これまでやってきたことは十分通用するんだ!」と感動。過去の経営者や先輩、同僚の方々への感謝の気持ちでいっぱいになり余計なLINEを送ったりしました(「山内最高。」的な)。
なんといきなり既存ディレクター陣をまとめるチーフ的なポジションをご用意いただいた企業もあり、「よっしゃ!稼ぐぞ!!」と鼻息を荒くしていましたが、他社案件との両立が思った以上にきつく、一人ブラック企業みたいな生活をしつづけた結果「金などそこそこでいい」という結論に早くもたどり着きました。
端的にいえば自己マネジメントに失敗したわけで、案件をお断りしたクライアント様には大変申し訳ないですが、それでも引き続きお仕事をくださるクライアント様もおられ、感謝しかないですm(_ _)m
ただ、やっぱり収入はそこそこ(少なくとも会社員時代を下回らない程度)で満足なので、人間的な暮らしを重視するつもりでございます。
そうそう、「人間的」といえば、2022年は「身一つで生きられる力」を高めることが目標です。文明の利器に、というと主語がデカくなりますが、少なくともデジタルがなくても生き延びられる力を磨きたい。ネットが止まっただけでほぼ無力になる現状は脆弱すぎるので、デジタルなんぞが介入しにくい仕事や趣味もポートフォリオに入れたいですね。
「身一つで生きられる力」を身につけるためには、脳みそはもちろん身体の使い方も改善する必要があります。空手の先生曰く、現代人は緊張しすぎて余計な動きばかりしている。緊張は力みを生み、欲を生み、敵を生み出す。
僕の体癖は7種なので、「闘争とは力の解放だ。力みなくして、解放のカタルシスはありえねぇ」みたいな考えが深く根を張り幹を成しているのですが、それでは自分の力を抑制していることにようやく気づけました。2022年は7種の良さもいかしつつ、最小のエネルギーで最大の効果を得られるよう考え、練り上げたいと思います。
では、2021年にお世話になった方々、本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。来年こそ、気にせず飲みに行けるようになるといいですね。良いお年を!!
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