友人が勧めていた『B型 自分の説明書』が本屋に面陳されていました。嫌われ者の代表である我々B型様の生態を分析しているという。
この手の書籍は結局、誰にも当てはまるような性癖(性的思考じゃなく”生まれつきのくせ”という本来の意味)が散りばめてあるので、「私B型じゃないけどこれ分かる」みたいな感想が頻出して好きじゃないんですが、興味があったので読んでみることにしました。
本を開くと、なるほど、予想通りというか、いかにもB型“らしい”気質・心理・行動を表す例文がこれでもかと挙げられています。
たとえば、
- 気になると即行動。その時の行動力はすさまじい」
- 「だけど興味ないとどーでもいい」
- 「あいにく『譲り合い精神』は持ち合わせておりません」
などなど。これらがチェックリスト形式になっていて、チェックの数が多いほど、「アンタB型まんまだよ」と診断される仕様です。
さらに読み進めてみます。
ほう。
なるほど。
うんうん。
これは違うな。
わっコレは当たってる。
あっコレも……。
ん。
ここここここれは!?
「ホワイトタイガーとか 鷹や梟を飼ってみたい」
激しく共感ッッ!
昔から考えていたんだです。もし私が桃太郎となって鬼退治に行くのなら、クソの役にも立たん野良犬やエテ公やひ弱な狩猟鳥など仲間にするものか。
手なずけるなら、
シベリアトラ!
ホッキョクグマ!
オウギワシ!
敵が海や川から来るのなら、
シャチ!
ホオジロザメ!
イリエワニ!
どうだ。最強のパーティだろう。異論は認めます。
なにが言いたいって、B型は強い者に惹かれるんです。異論は認めます。