ブログ名のとおり、日韓さまざまな年代の方とお酒を酌み交わす機会が多いのですが、稀に、とても元気な20代前半の女性がいて驚かされます。
どんなネタでもとりあえず大爆笑。話し手が芸人ならもう入れ食い状態でこんなにいいお客さんはいないのですが、一歩引いて見ていると、「何がそんなにおもろいの?」と(笑)。
ある韓国人がそれを見て、
낙엽만 굴러가도 웃는 나이
が続いているんだね、と言いました。
そうだよねー……ん?今なんて言った? 落ち葉が転がっても笑う歳?
20101127 Nagoya 3 (Fallen leaf) / BONGURI
これは面白かったです。日本語の「箸が転がってもおかしい歳」は、韓国語では落ち葉になるんですね。しかし、箸は転がるけど落ち葉って転がるのかな?風に吹かれて飛ぶとかなら分かるんですが ㅎㅎ
興味が湧いたので、「낙엽만 굴러가도 웃는 나이」でググってみると、名台詞ボットなるものが引っかかりました。
흔히 어른들은 우리 나이를 낙엽만 굴러가도 웃는 나이라 하지만, 그때의 우린 그 어떤 어른보다 심각했고, 치열했고, 힘들었다. (응답하라 1997)
— 명대사 봇 (@famouslines) 2014, 9月 2
よく大人たちは私たちの歳を箸が転んでもおかしい年頃だというけれど、その時の私たちはどんな大人よりも深刻で、熾烈で、苦しかった(応答せよ 1997年)
(中級者は覚えておきたい単語)
흔히:よく ※「드물게(まれに)」と一緒に覚えましょう
치열하다:激しい、熾烈だ
なるほど。素晴らしいセリフです。確かに、大人になると忘れてしまいますが、当時は当時で、狭い世界で生きているからこそ悪戦苦闘していたなあと。
さいごに
最近は「あの子たち箸が転んでもおかしい年頃よね〜」なんてあまり言わなくなりましたが、韓国では頻繁に使う(かもしれない)ので、覚えておいて損はないでしょう^^