どうも。ゴキブリとのエンカウント率さえ低ければ台湾が大大大好きなコウカです。真夏に行くとそこら中を元気いっぱい走行している彼等を散見するため食欲が減退するのですが、それでも3杯くらい食べたい料理があります。
台湾のご当地グルメ『魯肉飯(ルーローハン)』です。
豚のバラ肉を、生姜、ニンニク、八角などの香辛料と共にことこと煮込み、煮汁ごと白飯にぶっかけて頂く料理です。簡単に言えば台湾風の肉そぼろご飯ですね。
これがあまりに好きすぎて、料理好きの友達を見つけては作成を懇願し、家まで押しかけるという遊びをしていました。
京都で外食するなら、河原町丸太町にある微風台南 (ビフウタイナン)が量が多くてオススメ。
微風台南 (ビフウタイナン) – 神宮丸太町/台湾料理 [食べログ]
ところで、友人によれば、魯肉飯は特に難しい料理ではないということ。「だから次はテメーで作れよ」と言いたかったのか、なんか詳細なレシピをくれたので、久しぶりに孤独のグルメ・自炊版をやってみました。
自分でも作ってみた
材料(2人分)
用意するものはこんな感じ。
- 豚バラかたまり肉……250g
- ゆで卵……2個
- ねぎの小口切り……1/3本分(約40g)
- にんにくのみじん切り……1かけ分
- しょうがのみじん切り……1/2かけ分
- たくあんの輪切り……2枚
- 香菜……1株
- しょうゆ……小さじ2
- オイスターソース……大さじ1/2
- 八角……1/2個
- 砂糖……大さじ1/2
- 塩……小さじ1/4
- サラダ油
- 酒
※1人前約960kal
香菜(パクチー)は、本場では使わないらしく、なかったらなかったでOKですが、あると”それっぽく”なるため用意することをオススメします。逆に絶対にかかせないのは八角。台湾料理には必須!!のスパイスなので、スーパーをはしごしてでも見つけましょう。
1.材料を粗みじん切りに
以下、僕は料理しているので、撮影はたまたま遊びにきていた姉にやってもらいました。
豚バラ肉は幅1cmくらいに切ります。厚さは、調節できるなら1cmほどに。
ねぎ、にんにく、生姜は粗みじんにします。パクチーはざく切りに。たくあんは、好みでいいですが太めに切った方が美味しいと思います。
2.焦がしねぎを作る
鍋にサラダ油を適当に入れ、中火で熱した後、ねぎを2〜3分炒めます。うっすらと焦げ色がついてきたら、油をきって取り出しましょう。
……でもまあ、この工程は飛ばしても問題ないかと思います。
3.肉を炒める&味付け
豚バラを中火で炒めましょう。色が変わったら残りの具を加えて4〜5分炒めます。
あらかじめ作っておいた甘辛ダレを投入し、味が全体に行き渡るように混ぜあわせます。
4.卵を入れて煮る
ここまできたら後はほとんど煮るだけです。水1/2カップ、酒1/2カップを加えてください。煮立ったらアクを取り、戻しねぎとゆで卵を加えてかき混ぜます。
この状態で弱火にし、30分ほど煮るのですが、肉の量が多かったのか、水分がまったく足りない結果に。。。いい感じにドロドロするどころか焦げ付きかけたため、僕は水と酒を目分量で足しました。火が強すぎたのか? うーん。
煮終わったら、ざく切りにしたパクチーを乗せて完成です。
完成・試食
そんな感じで出来あがったのがこれ。
ご覧のとおり焦げましたw パクチーの緑がやけに映えてキレイなのが逆に悲しい……。
友人たちが作ってくれた魯肉飯とは程遠い見た目ですが、意外に味は悪くなかったです。しかし、これ、八角を入れたらそれなりの味になる気もする。
以上、決して成功とは言えませんが、料理下手な男が初めて挑戦したわりには上手くいった方……ということにしておきましょう。さほど難しくないので、また挑戦したいと思います。