日本のインスタントラーメンは世界各国で愛されており、それぞれの国で独自の進化を遂げています。
カップヌードルに限ってのことかどうかは分かりませんが、日本版の味はウケが悪いみたいです。参考記事中でも指摘されているとおり、やはり食文化を浸透させるのは容易ではないのですね。しかしそのおかげで、各国のオリジナリティあふれる魅力的な商品が生まれるわけで。
今回はその一つ、出前一丁の『トムヤム味』を頂いたので試食してみました。シンガポールに行ってきた方からのおみやげなのですが、なんでも、香港やシンガポールでは、出前一丁がちょっとしたブームらしいです。
パッケージと調味料
日本人向け?おみやげ用?だからか、日本語が書いてあるのがやや残念。
カロリー等いろいろ書いてありますが、面倒なので読みません。さあ、ちゃちゃっと作ってしまいましょう。
主役の粉末調味料と固形スープ。さてどんな実力を見せてくれるのか。
粉末調味料。麺を茹でている間ヒマなので箸で「ト」と書いてみました。そうこうしているうちに出来上がりましたよ。
味
そのままの味を楽しみたかったのでトッピングは刻みネギだけにしました。
気になるお味ですが、まず、香りが違います。完全にトムヤムクン!トムヤム味なので当たり前ですが、あの固形スープにここまでの風味が閉じ込められていたのか。
そして味もトムヤムクン!
程よい辛さと酸味が絶妙の、世界三大スープのトムヤムクンそのものです。ラーメンというより、トムヤムクンスープに乾麺を浮かべてみたよ、みたいな味がしますが、僕は全然ありです。
特に辛さがGOOD。エスニック系の辛さは慣れてないこともあり、さわやかな汗をかいて完食です。
さいごに
世界各国のインスタントラーメンは興味深い商品ばかりです。わざわざ取り寄せてまで食べようとは思いませんが、こうしておみやげで頂くのはいいですね。リアルな知り合いの皆さん、僕への海外旅行土産はインスタントラーメンだと大喜びします。