突然だが、私はASMRというジャンルの動画が好きだ。
ご存知かな? ASMR。
「Autonomous Sensory Meridian Response」
といって、無理やり日本語に直すと「音フェチ」となるそうだ。
ニコニコ大百科ではこう書かれている。
自律神経を刺激し、音によってオーガズムを得る、と考えられているが、音に対する感じ方が人によって違う。眠くなったり、快感を感じたり、頭がじゅわーっとしたりする音があれば、ASMRと言っていいだろう。
まさに私は音フェチで、好みの音を聴くと全身がとろけるようにじゅわ〜っとなり、眠たくなってしまう。
どんな音が好きなのか? たとえば、子供がお絵かきや塗り絵をしているときのペンのグリグリした音とか、静かな料理番組などで時おり鳴るお皿やフォークのカチャンという音とか、キーボードを叩いている音とか、まあさまざまだ。
で、最も好きなのが、人がコショコショとささやいている声。
幼稚園の頃にお昼寝の時間という今考えると王族のような時間があったと思うのだが、寝つけないとき、寝つけない子供同士で先生に見つからないようにコショコショと話したりしなかっただろうか?
私は、自分から話しかけたのにもかかわらず、友達のささやきボイスで心地よくなり気づいたら眠っている奴、というポジションだった。
そんなわけで、ASMRの動画もささやき声でなんとか〜みたいな企画が好きなのだが、最も大好物なのが接客系のロールプレイング。
美容室の店員やクリニックの職員などになりきって接客する、というもので、ささやき声で丁寧にもてなしてくれる安心感と、この人動画のためとはいえよく一人でこんなことやってんなという、見ていて恥ずかしくなる感覚が交錯して、たまらない。気に入った動画は何度でも、眠りにつく前に視聴してしまいる。
さて、ここでようやくタイトルの質問なのだが、韓国の方がやる接客系のロールプレイASMR動画って、ある程度テンプレがある。
よくある流れ例)
- 始まりは仕事をしているところから。業務に夢中でお客様に気づかない
- 気づいて、あ、オソオセヨ~
- 予約しているか聞き、名前を聞いてパソコンかノートで予約日時を確認
- 予約の確認が取れたが、予定より1時間くらい早くいらしたので……
- お茶でも、漫画でも、または運良く予約が入ってなかったのでどうぞ 等(ここのバリエーションは別れる)
(4) の予定より早くいらっしゃいましたので…のテンプレがすごく不思議なんである。
これは韓国ではよくあることなの??
「予約時間より早いけど、なんとかしてくれるかもなので行っちゃえ〜!」みたいな。コリアンタイムの進化版みたいな。
ご存知という方がいらっしゃったら、後学のためにぜひともご教示いただきたい。
なお、音フェチ好きには変態が多い傾向があるそうだが、下記の参考動画を見ていただくとわかるとおり、私は例外だ。