梅雨も明け、いよいよ本格的な猛暑を迎える訳ですが、昨日はお天気が崩れがちだった様子。そんな天気を見て、ふと誰がか言いました。
「狐の嫁入りって…韓国語では何て言うの?」
韓国には、『雨男』や『晴れ女』のような表現はありません。しいて言えば、비를 부르는 남자 /여자(雨を呼ぶ男/女)などと表現するらしいです(ただし人によって答えが違います)。
だから、「韓国にそんな言葉はないだろう」と勝手に決めつけていたら、あるようです。
호랑이 장가간다(虎の婿入りor めとり)。
狐は日本では“妖術使い”の一種で、不吉な存在だという俗信がありました。古典、怪談、随筆などでよく扱われ、妖狐が嫁入りするのだから天気雨なんて怪異な現象が起こる、というロジックなんでしょうが、韓国の虎はなぜなんでしょう?
日本語で軽くググっただけではよく分かりませんでしたが、『イシイシ彼女のハンマディ韓国語』さんのブログ(http://ameblo.jp/ishiishikanojo/page-121.html)によると、要は、「あり得ないことだから」らしいです(笑)。韓国語でググるとたぶん語源が分かるでしょうが、面倒なのでご存知の方がいたら教えてください^^;
ちなみに、韓国語辞書で調べると여우비(狐の雨)という日本語に似た表現も出てきますが、これはあまり言わないそうです。うーん、日本で購入できる日韓辞書は、こういうのが少なくないんですよね。古い表現が堂々と載っていたりとか。辞書の情報を信頼したいなら韓国で購入することをオススメします。