極真空手の内田義晃選手が優勝!若き新チャンピオンの誕生に拍手喝采

公開日:2005/11/14 更新日:2020/10/04

先日行われた第37回全日本空手道選手権大会(極真・松井派)。優勝したのはなんと、後輩の内田義晃選手。

Kyokushin Karate
Kyokushin Karate / Idol

仰天しました。ウエイト制じゃない「全日本」です。まあウエイト制でも凄いことなんですが、全日本となると重みが違います。

内田選手は私が高校2年生の時に入門し、当時まだ小学5・6年生。熱心で礼儀正しく、頭もいいできた少年でした。

少年が化けはじめたのはいつ頃くらいからだっでしょうか。少なくとも、高校1年生の時点で既に一般部の手には負えない脅威となっていました。恵まれた体格と、諸先輩方から受け継いだテクニックを独自に進化させ、常勝を重ねていく。

それを見て、僕はこう言いました。

「お前は絶対チャンピオンになれる!!」

決して、大物ぶった発言を躊躇なく口走ったわけじゃありません。本当にそう思ったんです。だから、事情により極真会館を退会する際、僕は自分のレガース(買い立て&サイズが合わない)を内田選手に譲り、以前の発言にさらにこう付け加えました。

「君は必ず全日本チャンピオンになるだろう」

「その時のインタビューでは」

『先輩(ぼく)に貰ったレガースのおかげで強くなれたんです!』と言え」

心優しい彼は、笑いながら

「押忍」

と言ってくれました。

……内田君。先輩との約束を覚えているかい?格通、ワールドカラテ、買う準備はできてるよ。

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コウカ(kouka)
ライター事務所「k-note」代表。カメライター、フォトライター、漫画原作者。写真と落書き漫画を交えて文章を書くのが好き。詳細プロフィールはこちら、仕事の実績確認・ご依頼はこちらからどうぞ。

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