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餃子の王将と大阪王将の違いは?メニュー、味、営業方針、いろいろまとめ

      2016/04/24

餃子の王将は世界一美味いんじゃないかと食べるたびに感激しているコウカです。珉珉の方が上だという声もありますが、王将の方が家から近いので王将の勝利です。

僕が芸人なら『アメトーーク!』 の『王将芸人』に出演していたこと間違いなし。それくらい王将の味を愛して止みません。

そんな僕に、久しぶりに会った従姉妹がこんな発言をするので驚愕しました。

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『餃子の王将(京都王将)』と『大阪王将』の歴史や因縁についてはよく知らない人も多いでしょうが、2つが別物であることすら認識していない人がいるとは。しかも京都人に。

両社の違いは既にいろんなサイトでまとめられていると思いますが、これを機会に、王将ライターと名乗ってもいい僕もまとめてみたくなりました。

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歴史や店舗数など

餃子の王将 大阪王将
創業 1967年 1969年
経営 王将フードサービス イートアンド
本店 四条大宮(1号店) 道頓堀
代表 渡辺 直人 文野 直樹
店舗数 約690 約360

※2014年10月現在

元祖は餃子の王将です。大阪王将は、創業者・加藤朝雄氏の親類がのれん分けという形で大阪に立ち上げたのが始まり。京都王将と同様に人気を博し、フランチャイズなど順調に店舗拡大を進めていましたが、古巣の京都にまで乗り込んで行ったのでモメました。サービスの異なる「王将」が2つもあるのはお客様に誤解を招く!と裁判沙汰にまで発展し、結果、『餃子の〜』『大阪〜』と区別することで和解したわけです。

袂を分かってからは互いに独自の道を走ってきましたが、お互い意識し合っていることは間違いありません。最近は、大阪王将が関東方面での勢力を伸ばしているそうです。

「餃子の王将」vs「大阪王将」、因縁の“のれん分け戦争”がついに関東でも本格化! (週プレNEWS) – Yahoo!ニュース


なお、餃子の王将の本店について勘違いしている人が多いですが、京都市山科区には本社があるだけで、山科店が本店というわけではありません。表のとおり、発祥の地は中京区の四条大宮です。

……本社といえば、昨年12月に本社前で起きた大東隆行社長の射殺事件は衝撃を受けました。

《2016年3月30日追記》
例の200億円流出問題で、王将フードサービス株の売りが殺到したようです。社長射殺の背景に暴力団の影がハッキリくっきり見え出し、もはや真っ黒に近い。客足にも影響が出そうです。

お店の雰囲気と接客

餃子の王将

gyozaosho お馴染み、ホワイトベースに赤が映える看板が目印。どこにあってもすぐに目に入ります。

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平均的な店内のレイアウトは大体こんな感じ。オープンキッチンで店員が近く、カウンターに座ると調理している様子がよく見えます。

そして良くも悪くもガチャガチャしているイメージ。狭いスペース、壁などに張り倒してあるポップ、所狭しと並ぶお皿や調理具。小洒落た感は一切ありません。時代に流されない大衆中華料理屋さんです。

注文したものを「王将用語」と呼ばれる不可解な中国語で厨房に伝えてくれるのもポイント。何度も通いつめている人なら大体覚えるでしょうが、王将用語で注文(ソーハン[焼飯]ください等)すると非常にウザがられるので止めましょう。

【参考】
王将用語を教えてください!!餃子の王将で店員さんが厨房に向かって言っ… – Yahoo!知恵袋

大阪王将

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一方の大阪王将。何店舗か行ったことがありますが、小ざっぱりしていて少しオシャレ?な印象を持っています。

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照明が薄暗く、中華料理屋というより居酒屋っぽい。昼ご飯を食べに来たのに角ハイボールなどで一杯やりたくなる感じです。

従業員も、餃子の王将のような体育会系はおらず、オーダーのオウム返しもフツーです。「へいらっしゃい!!」的な雰囲気を期待すると肩透かしを喰らいます。まあ、このあたりは、店舗やそのときの店員さんによるのでしょうが。

メニューや価格など

麺もの、丼もの、一品ものなどを壮大に比較してみたかったのですが、両社とも店舗ごとに違いがありすぎるため、本社を置く関西エリアの比較のみに留めます。その他の地域は公式サイト内の各地域をご覧ください。

餃子の王将:http://www.ohsho.co.jp/menu/ 大阪王将:http://www.osaka-ohsho.com/menu/

主なメニューの違い

餃子の王将 大阪王将
餃子 焼餃子(6ヶ220円) ・新!元祖焼餃子(6ヶ220円)
・ぷるもち水餃子(5ヶ340円)
・スープぷるもち水餃子(5ヶ400円)
・五目あんかけぷるもち水餃子(5ヶ490円)
・サンラーぷるもち水餃子(5ヶ490円)
蒸し物 ・肉シューマイ(230円)
・肉まん(3ヶ180円)
・小籠包(230円)
・肉焼売(3ヶ300円)
・豚まん(1ヶ140円 冬限定・takeout)
・小籠包(3ヶ340円)
・蒸し海老餃子(3ヶ300円)
・2種盛り(肉焼売・蒸し海老餃子200円)
・3種盛り(肉焼売・蒸し海老餃子・小籠包340円)
野菜 ・キムチ(150円)
・グリーンサラダ (250円)
・コーンサラダ(280円)
・ごはんがすすむキムチ(300円)
・棒々鶏サラダ(490円)
・蒸し鶏と揚げワンタンのサラダ(590円)
・ピリ辛もやしナムル(290円)
焼めし ・焼めし(400円)
・キムチ焼めし(450円)
・五目炒飯(480円)
・本格キムチ炒飯(630円)
・ガーリック炒飯(630円)
天津飯 ・天津飯(440円)
・天津チャーハン(580円)
・ふわとろ天津飯(390円)
・ふわとろ麻坊豆腐天津飯(630円)
・ふわとろ天津チャーハン(590円)
ラーメン ・辛玉ラーメン(430円)
・ラーメン(480円)
・こってりラーメン(580円)
・チャーシューメン(660円)
・キムチラーメン(530円)
・ミソラーメン(550円)
・煮干醤油ラーメン(590円)
・五目あんかけラーメン(730円)
・サンラータンメン(730円)
・熟成とんこつラーメン(610円)
・中華そば(510円)
・コク味噌ラーメン(650円) ※ネギ・メンマ・もやし(90円)、 チャーシュー(190円)でトッピング可
他麺類 ・五目そば(500円)
・焼きそば(350円)
・ちゃんぽん(500円)
・皿うどん(500円)
・五目あんかけ焼きそば(730円)
・もちもち太麺の炒め焼きそば(660円)
・ごちそうキャベツの大阪ちゃんぽん(690円)
・四川担々麺(690円)
・海鮮皿うどん(620円)
一品料理 ・ すぶた(480円)
・甘酢のすぶた(580円)
・ニラレバ炒め(450円)
・エビのチリソース(580円)
・マーボードーフ(400円)
・八宝菜(480円)
・カニ玉(450円)
・酢豚(720円)
・肉団子の甘酢(660円)
・ニラレバ炒め(660円)
・海老のチリソース(720円)
・チーズ入り肉団子のチリソース(680円)
・四川麻婆豆腐(590円)
・八宝菜(690円)
・ごちそうキャベツホイコーロー(720円)
飲物 ・ビール(大ビン480円)
・生ビール中(460円)
・生ビール大(750円)
・酒〈大関180ml〉(320円)
・生酒(320円) ・紹興酒(380円)
・チューハイ(300円)
・ウメッシュ(300円)
・ソフトドリンク各種(200円)
・瓶ビール(中ビン480円)
・生ビール中(480円)
・トリスハイボール(290円)
・本格焼酎各種(420円)
・酎ハイ各種(390円)
・中国銘酒(1500円)
・ソフトドリンク各種(250円) ※公式ページに記載がなかったので福島南バイパス店を参照
甘味 ・マンゴープリン(250円)
・杏仁豆腐(200円)
・ごま団子(3ケ250円)
・桃まん(2ケ280円)
・大学いも(180円)
・味わいマンゴープリン(290円)
・さわやか杏仁豆腐(290円)
・季節のシャーベット(290円)
・ふわふわもちゴマだんご(2ケ240円)

※価格は税抜きです。 

ざっと抜き出しただけですが、餃子の王将より大阪王将の方がメニューが豊富であることが分かります。王将の「顔」的存在である餃子をとっても、大阪王将には、京都王将にはない水餃子があります。

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白飯とガッツリいきたいときには物足りませんが、もちもちしてして上品な味です。

なお、大阪王将の焼き餃子は、ニンニクの臭いを約80%も抑えているとかで、食べてもあまり臭わないのが売り。京都王将の餃子は、1日半くらい口臭がニンニクに支配されますから、これはなかなか嬉しい工夫です。ただ、ニンニクを抑えている分、良くも悪くもさっぱりめの味です。

王将に来ました感をガッツリ味わいたいなら、やっぱり京都王将の焼餃子!です。関西の、いや国民の味といっても過言ではないでしょう。興味ないでしょうが僕は必ず2人前食べます。そしてタレなしで食べるのが大好きです。

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大阪王将ならではのメニューとして大好きなのが、ふわとろ天津飯。これはなかなかの味です。

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余計な創作すんなよ!なんて天津飯好きの僕は思っていたのですが、食べてみたら全部許せるデカイ男に生まれ変わっていました。

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もちろん、餃子の王将の天津飯も王道で文句なしに美味い!何度食べても飽きない味なので、長く食べ続けられるのはこちらかもしれません。

少まとめとして、メニューの多さや創作性は大阪王将の勝ち。お値段は、餃子の王将が一部値上げしたものの、全体的にはリーズナブルです。味は……まあメニューにもよりますが、そこまで差はないので互角としておきます。

営業方針・目標など

餃子の王将

こちらで述べられている渡邉社長の言葉を僕なりに要約すると、

  1. 手作り料理と個店のニーズを柔軟に取り入れた店舗経営
  2. 1000店舗達成を目指して東日本地区に殴りこみ
  3. 「安い&多い料理」から「付加価値の高い料理と利便性」を目指す
  4. 職員のワークライフバランスを追求しブラック企業とは言わせない

こんな感じでしょうか。「2」は、 大阪王将はもちろん、関東に拠点を置く中華料理チェーン店との戦いが楽しみです。「3」で仰っていることは、分かるようで分かりません。「4」は、やたらに「従業員の幸せ」が強調してあったので、例の新人研修等でこびりついた黒いイメージを払拭したいのかなと。

《追記》女性をターゲットにした新店舗「GYOZA OHSHO」が2016年3月にオープンしましたね。これが当たったら関東をはじめ都市部を中心にガンガン攻めていきそうです。

大阪王将

企業理念の大見出しには、

時代の変化を的確にとらえ 夢と楽しさと命の輝きを大切にし 食文化の創造を通して 生活文化の向上に貢献します

とありますが、ピンとこないので同じく代表のお言葉を拝読。僕なりに要約すると以下のような感じです。

  1. 安全・健康促進・環境問題など総合的な観点から食を考える
  2. 独立制度や各種研修を強化し、従業員の自己実現をサポート

餃子の王将みたいにいじれませんでしたが、イートアンドの企業名のとおり、「食:EAT」にプラスαの価値を提供し続けることが目標のようです。

さいごに

以上、簡単ですがまとめてみました。

京都人の僕はやっぱり餃子の王将派ですが、大阪王将も好きなので、どっちも頑張れという思い。本当は1つになって「王将」の名を世界に轟かせて欲しいんですけどね。

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