シャオミのMi スマートバンド6はiPhoneユーザーでも満足できるのか?

公開日:2022/01/06

iPhone 12proを派手にぶっ壊し、修理代として7万円も請求されてから2か月以上経過した。

漫画で書いている通り、僕は脱Appleを決意した。といってもすぐに全機器の乗り換えをする気力はないので、徐々に移行していく予定だ。その第一弾が、シャオミ(xiaomi)の『Mi スマートバンド6』である。

Mi スマートバンド 6

5~6,000円とお手頃で非常に魅力的だが、気になるのはiPhoneとの親和性。スマートウォッチ単体で動いてもほぼ意味がないので、iPhone本体とはもちろん、『ヘルスケア』アプリとストレスなく連携可能なのかが重要だ。

というわけで今回は、 Mi スマートバンド6を3か月使ってみた感想を述べるが、結論を先に表すと、僕はこの人のように小躍りしている。

Mi スマートバンド6を含めシャオミの製品はとにかくお手頃!

シャオミは格安の割に高スペックなスマホを出したことで人気を博した中国のメーカーだ。2021年末にはフラッグシップスマホ『Xiaomi 12/12 Pro』を発表し、高スペックながら価格を抑えて対iPhone13シリーズを見据えていることがうかがえる(シャオミ、フラッグシップスマホ「Xiaomi 12/12 Pro」発表|ケータイWatch)。

いまや中国製品のクオリティの高さは目をみはるものがあるが、シャオミは「中華製=安かろう悪かろう」だったイメージを終わらせた企業といってよいかもしれない。

さて、肝心のMi スマートバンド6の価格は、2021年10月時点から執筆時現在まで約6,000円だ。旧型の5にすれば5,000円台を切るうえ性能面で見劣りする点は少ないようだが、新型のほうがディスプレイが広いこと、エクササイズの種類が増えていることが決め手になった(※ディスプレイの材質は5と同じでAMOLED)。

これがApple Watchだと安くても3〜4万円する。おまけにバッテリーの持続時間は最大18時間で、あれこれ使っているとせいぜい半日がやっとだろう。また友人曰く、意外に重いためランニング中はつけなくなったという(彼は代わりにiPhoneを手に持って走るという謎の行動をしているが)。

この点、Mi スマートバンド6のバッテリー持続時間は最大2週間と比べ物にならない。血中酸素のトラッキングを常に行うなど、連携させる項目を増やすとバッテリーの持ちが悪くなるが、それでも1週間以上は充電を気にしなくてよいケースが多い。

そして重量はたった12.8gというクソ軽さ。本体サイズも47.4 (縦)× 18.6(横) × 12.7(厚さ)mmのコンパクトさで、バンドはコシがあるのに柔からかい(熱可塑性ポリウレタン製)。僕は腕時計が苦手ですぐに外したくなるタチなのだが、装着しているのを忘れるほどの存在感だ。購入して以来、入浴するときを除いて常時身につけている。

iPhoneとの連携はいかに?

さて、使用するには『Mi Fit』アプリを通して本体と同期しなければならないので設定しよう。説明書き通りにやれば特に迷うことはないはずだ。

設定後にいろいろ試したが、スマートウォッチで一般的にできること、例えば着信の連動やチャットアプリの通知等はまったく問題ないことを確認した。Mi スマートバンド6からiPhoneカメラのシャッターを切ることも可能だし、音楽の再生・一時停止もできる。地味に便利だと思ったのが、端末をどこに置いたのか忘れてしまったときにアラームを鳴らす検出機能だ。

もちろん、交通系アプリとの連携やQRコード決済といったお買い物系はできないので要注意。iPhoneとのコンビでそこをやりたければApple Watchにするしかない。

僕が気になっていたのは、Mi スマートバンド6あるいはMi Fitと『ヘルスケア』とがどの程度スムーズに連携できるかだったが、残念ながら「心拍数・睡眠・歩数」の3つしか読み出しを許可できないようだ。う〜ん。

mi fit
設定は個別のアプリからではなく、『設定』アプリから行う

少し残念だが、Mi Fit側でできる睡眠モニタリングの完成度が高すぎでどうでもよくなった。仮眠の時間もほぼ正確に拾っているようで素晴らしいというほかない。iPhone側の設定通りにきちんとバイブレーションで起こしてくれるし、これで仕事中の昼寝も安心してできる。

なお、心拍数や血中酸素の測定は、僕にはあまり必要ないが、24時間ずっとモニタリングすることも可能だ(ただし医療機器ではないので参考程度にしかならないと思う)。

ワークアウト系も優秀。PAIを満たすのが楽しい

ワークアウトはランニング、ウォーキング、サイクリング、体操など30種類に対応しており、バスケットボールやバドミントン、アイススケートなどスポーツ系にも対応。Mi スマートバンド5よりも3倍近い運動効果を測定できる。アプリからの操作でウォッチ側に表示する項目を厳選することも特徴だ。僕はNintendo Switchで『FiNC HOME FiT』や『リングフィット アドベンチャー』を楽しむことも多いので、キックボクシングとフリーエクササイズの表示はマスト。

余談だが、FiNC HOME FiTは30分コースをやると結構きついし、リングフィット アドベンチャーは負荷を上げると普通にハードトレーニングである。

なお、アウトドアランニング、トレッドミル、ローイングマシン、エリプティカル、ウォーキング、サイクリングの6種類に限っては、運動を始めると自動で検知する機能も登載されている。ただ、わざわざ本体側で設定が必要で、オンにすると当然バッテリーの消耗が早まるが、面倒くさがりな人にはいいかもしれない。

「PAI(Personal Activity Intelligence)」という運動指標を満たすのも楽しい。年齢、性別、心拍数といったデータを用いて運動量を計測してくれるのだが(詳細なアルゴリズムは不明)、100を達成すると「すごい!!」などと褒めてくれ励みになる。

僕は週2~3ペースで空手をやっているため100に到達するのは簡単だが、空手の稽古中に腕時計をつけるわけにはいかないので、前述したNintendo Switchのゲームや日々のウォーキングでPAI100を維持している。最近流行りの移動系ポイ活アプリ『Miles』などと組み合わせると一石二鳥だ。我ながら見事にテクノロジーに踊らされているけれども。

ちなみに、歩数について、iPhoneとどちらが正確かは微妙。ただ、肌身放さずつけているのは腕時計のほうなので、僕はMi スマートバンド6を正としている。

不満は極めて少ないがあるにはある

個人的には見た目がダサいというのが一番の不満だが、スマートウォッチに疎い友人は僕の左手を見るやいなや「カッコいい時計買ったね」と言ってきたので、まあ好みなんだろう。

機能面で物申したい部分は今のところほとんどないが、強いて挙げるなら次の点を改善してほしい

文字がすぐ消える

デフォルトでは約5秒で消えてしまう。設定から変更すればいい話だが、変えようとすると「バッテリーの稼働時間に影響するが、いいのかね?」等と脅される。

文字盤のバリエーションが乏しい

文字盤の着せ替えはスマートウォッチならではの楽しみだと思うが、選択肢に乏しいうえ、どのデザインも微妙に思える。ただ、キャラクター好きの人には向いているかもしれない。

バンドがきれやすい(らしい)

今のところは大丈夫だが、Mi スマートバンドシリーズのバンドは結構もろいと話題だ。ヨドバシカメラの店員さんも、「ベルト部分だけを買いに来る人が多い」と言っていた。

まあ、切れたら切れたで交換バンドを買うほかないが、切れることを見越して予備を買っておくのもいいだろう。Apple Watchのバンドと違って安価だし、Mi Smart Band4、5,6に共通で使える商品もあるようだ。

まとめ

「失敗しても6,000円失うだけ」と投げやり的な感覚で購入したが、Mi スマートバンド6を選んでよかった。

シャオミがこんなに素晴らしいなら、少し前に買い替えた体組成計もシャオミ製にしていればと少し悔やんでいる。スマートバンドと同じくMi Fitで一元管理できるし、3,690円と破格の安さだし。

「でも、中国のものを使うと個人情報を抜かれるかもよ?」とかいう人が必ず現れるが、僕の個人情報など無価値といっていいので気にしない。というより、米国企業なら安心という理屈もよくわからないのだが。

脱Appleの結果シャオミに染まることはないと思うが、現状はかなり有力なメーカーの一つになった。

スポンサーリンク

コウカ(kouka)
ライター事務所「k-note」代表。カメライター、フォトライター、漫画原作者。写真と落書き漫画を交えて文章を書くのが好き。詳細プロフィールはこちら、仕事の実績確認・ご依頼はこちらからどうぞ。

《関連記事》

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください