映画『おもいで写眞 』のネタバレ感想。聖母がE-M1Xを構えてる!!

この映画を観に行った動機をタイトルで語ってみた。僕がご贔屓にしているオリンパスのカメラを、『日本ボロ宿紀行』でファンになった深川麻衣が使っている!! 本当にそれだけの理由だったので、E-M1Xを構える深川麻衣を見られただ...

何年経っても色褪せない沖縄映画『ナビィの恋』のネタバレ感想

ナビィの恋は、沖縄・粟国島を舞台にした1999年公開の映画。執筆時現在が2020年なので、もう20年以上も経つのか。 要所で沖縄民謡が使われるミュージカル的作品で、アイルランド音楽とコラボするシーンもある。僕はこのシーン...

クソバエ共が生み出す暴力の連鎖。『息もできない』のネタバレ感想

各種の映画賞を受賞したが、そんなことより監督で主演のヤン・イクチュンの雰囲気が好きという理由で評価が高い作品。ストーリーに複雑さはなく、感じたまま鑑賞できる映画である。伏線は分かりやすすぎるため、勘のいい人は結末の一部が...

奥様は時計回りがお好き。映画『パラサイト 半地下の家族』のネタバレ感想

この映画を観た男性諸君なら、タイトルを読んだだけで思い出してくれただろう。ソファーベッドで寝ていた美人妻が、自分のおムネをコリコリやりだした夫の愛撫に感じつつも、「時計回りで…」と注文を出す、あの名シーンである。

死を賭して愛弟子を迎えに戻った感動の実話『ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆』ネタバレ感想

アジアで初めてヒマラヤ8,000メートル級高峰14座を登りきった伝説の登山家・オム・ホンギル氏が、エベレストを下山中に事故死した愛弟子・パク・ムテク氏の遺体を回収するまでの経緯を映画化した実話ベースのお話。

はまらないピースの謎を解く!自分史上ベスト5に入る映画『コクソン(哭声)』のネタバレ感想

この映画の解釈は、ナ・ホンジン監督自身が「観る人に委ねたい」と述べているので正解はない。「何度も観てもらいたくてややこしく作ったw」みたいな発言もしていることだし(アンタの企図どおり5回は観たわ)、観た人が混乱するのも無...

「ビクトリアが可愛い」だけでは足りねえ。どうしても見劣りする『もっと猟奇的な彼女』のネタバレ感想

韓国の映画史上最高のラブコメだと胸を張っておすすめできる『猟奇的な彼女』。その続編が、15年の時を経て公開されたというから驚きです。関連作品であることを匂わす程度の作りだった『僕の彼女を紹介します』と違い、明確に世界がつ...

出演者を全員好きになる『カメラを止めるな!』のネタバレちょっとあり感想(パクリ疑惑についての追記あり)

著名人をはじめ、観た人のほぼ全員が絶賛している話題の作品。既に各賞を受賞していますが、おそらく2018年の邦画でNo.1の評価を受けるでしょう。 この作品ほど「とりあえず観て」という一言が似合う映画はない。 以下、多少ネ...