タイトルのようなことは誰にでも少なからずあると思うのですが、知恵袋などを見ると悩みレベルにまで達している人もいるようですね。
私事ですが、僕も気になるに人は清々しいほど興味を持たれない傾向がありまして。自分がその人にとって空気並の存在であることが分かったときの虚無感ったらないです。
「誰か寄ってくるだけでもいいじゃないか」「贅沢な悩みだ」なんて言われるかもしれませんが、言い寄ってきてくれた人のなかから選ぶわけではないので(選んでも長続きしない)、結局1人であることに変わりありません。
なぜ、好きな人には好かれなくて、タイプじゃない人には好かれるのか。どうすれば好きな人にも関心を持たれるようになるのか。今日はそのへんを真剣に考えてみたいと思います。
そもそも大抵の人は自分にとってタイプじゃない
単純な話ですが、興味・関心のない人ばかり寄ってくると思っているのがそもそもの間違いではないでしょうか。
街ゆく異性を10人アトランダムに選んだとして、そのなかに何人好みの人がいるでしょう。OKの範囲が異常に広い人はともかく、普通は1人、よくて2人くらいだと僕は思います。
つまり、8割~9割はタイプじゃない人。残り1~2割の人が自分に関心を持ってくれなくても、確率的には全然おかしくありません。
問題は、その1~2割の人が興味を持ってくれないとして、なぜ持たせることができないのかです。
タイプじゃない人は自然体の自分を評価してくれている
ひょっとして、気になる異性と接しているときの自分と、そうでない異性との自分では、ほぼ別人と化していることはないでしょうか。
いえ、いいんです。構えてしまうのは当たり前ですし、まったく同じ接し方ができる人のほうが少ないでしょう。問題は変わり様の度合いです。
僕のようなクソ野郎のケースで恐縮ですが、分析してみたところこんな差が出ていることが分りました。
【意識していない異性の前】
- 自分がしたい話題をする
- 会話の内容を覚えていない(次会ったときに呆れられる)
- デリカシーに欠ける発言や質問ができる
- 毒舌を開放できる
- 相手を思いきりいじれる
- バカ笑いできる
- 下ネタが言える(程度は親密度による)
- 気軽に遊びに誘える
【意識している異性の前】
- 基本聞き役
- 相手の興味がありそうな話題を探る
- 会話の内容を鮮明に覚えている
- 毒舌開放は相手のキャラ次第
- いじりは慎重に(石橋をこれでもかと叩く)
- 下ネタは厳禁
- 相手をほめる
いかに相手の顔色をうかがって会話しているかがよく分かります。そりゃ当然ですよ。他の女友達みたくノープランで接して、嫌われでもしたらもったいないですから。
でも現実は逆で、自分に興味を示してくれるのはノープランの自分を見ている人。異性だと意識していない人の前では、自分そのものを出しているわけですから、自分の魅力は書き出したこととイコールと考えていいと思います。
これが好きな人の前だと、「いい人だと思われたい」「話しやすい人だと思われたい」「頼れる人だと思われたい」「話題が豊富な人だと思われたい」などの感情に支配され、行動に制限がかかってしまう。
「らしくない自分」を演じてしまうわけです。
嫌われたくないという恐れや緊張が、自分の(たぶん)光っているところに影を落としているのだと思います。
素の自分に自信を持ち努力し続ける
ということで、まず大切なのはリラックスすること。気になる異性の前で無理をしない。自然体の自分を好きになってもらわないと意味がありません。
でもだからといって、「ありのままの自分を受け入れてもらおう」というのも虫がいい話。恋愛という市場は、たとえ既婚者であっても常に競争にさらされる世界です。さまざまな売りを持つ商品(同性)が努力しているなかで、己だけが素材の力だけで選んでもらえるなんて可能性は極めて低いです(イケメン除く)。
したがって、ここは自分の「人間力」磨きに専念しましょう。といってもスーパーマンになる必要はないです。自分の得意なことや、他人より秀でていることを磨きまくってください。トークでも、仕事でも、料理などの一芸でも、とにかく自分の売りを探しましょう。東進ハイスクールの林修先生を真似るわけではありませんが、「勝てる場所で努力すること」。これこそ本当に最強の法則だと思います。
【参考】
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さいごに
そうして意識的に人間力を高め、タイミングなども見計らって適切なアプローチをした結果、それでも好きな人が関心を示してくれない場合、それは根本的に縁がない人です。なにをどう頑張っても99%の確率であなたには振り向きません。
比較的軽めのアプローチの時点で脈なしすぎることが判明した場合は、きっぱり諦めて次を探すか、1年以上の長期戦を覚悟で緻密に作戦を練っていくかのどちらかでしょう。後者はなかなかのタフネスを要するので、僕はたぶん前者を選びます。