ご存知のとおり、伏見稲荷大社の名物はスズメの焼き鳥です。たまに居酒屋のメニューにあるそうですが、私は食べたことがなく、食べたいと思ったこともありませんでした。
今回は、名古屋に住む友達が京都案内してほしいというので、どこがいいかなと考えた末、伏見稲荷大社でスズメの焼き鳥を食べてもらうことにしました。せっかく京都に来るのですから、京都で、しかも特定の場所でしか体験できないものを体験して帰って欲しいですからね。
というわけで、約20年振りに伏見稲荷大社へ。スズメの焼き鳥なんて僕も食べたことがないので、どんな味が楽しみです。
まずは稲荷山の観光を
本殿をお参りしたあと、千本鳥居をくぐり、四ツ辻まで登ります。
さらに山頂まで登って、再び四ツ辻に戻り、元来た道を引き返していく。これで約1時間ほど。ご飯前の運動にはちょうどいいコースだと思います。
あ、願いの実現度が分かるという「おもかる石」は撮るのを忘れました。
さて、いい運動をしたところで本日のメインイベントです。お稲荷さん付近にはスズメやうずらが店頭で焼かれているのですぐ分かりました。(ただしスズメか加入時期が決まっているそうです)
スズメの焼き鳥とご対面
ちょっと、写真がこれしかないのですが…。頭、羽、胸…なんとなくお分かりいただけると思います。 生で見ると2匹の原型がしっかりとうかがえ、苦手な人には死骸にしか見えないかもしれません。
ガブッと、かじりつきます。
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ここここここれは…!!
先ほど観て回ってきた神秘的な景観や、
京都市を一望できるような絶景も、
このスズメの前では無に等しい!それくらい、インパクトのある味です。肉のない身、独特の風味のあるタレ、頭を噛むとジュッと出てくる脳のようなもの……。
皆さん伏見稲荷に参られた際は、是非スズメの焼き鳥を堪能してください。
えー、突然ですが、ここで僕のキライな食べ物ランキングに変動があったので発表させていただきます。
3位:たけのこ
2位:しいたけ
そして、堂々の第1位
スズメの焼き鳥
初登場で殿堂入り。それくらいの味でした。
ちなみに、名古屋の友達は私の反応を見て一口もつけなかったというオチでございます。