コロナショックで解雇されたよん

公開日:2020/04/23 更新日:2021/10/22

どうも、もうすぐ失職するコウカです。

このエントリーは、クソコロナのせいで職を失った、または失う予定という方に、「僕も一緒だよ!」「ショックだよね!」と言いたいだけで書いています。特にお役に立つ情報はありませんので、そこんとこよろしく。

コロナショックで全員がクビを切られる

僕が勤める会社は小さなWebマーケティング会社で、主にオウンドメディアでの広告収入で食っていました。サイトの規模にしてはなかなかの売上だったと思うのですが、稼ぎ頭の広告がコロナショックを受けて壊滅。経営者が神妙な面持ちで「我々はやばいかもしれない」なんて通達した3日後、「全員解雇」を言い渡したのです。まだ桜が美しい4月上旬でした。

僕を含め、社員は業界歴10年以上のライター、編集者、イラストレーター、マーケッターなどが在籍しているのですが、一人残らず全員クビ。グループ会社の方々は少し事情が違うものの、基本的には僕らと同じくクビを切られたのでした。

売上が減ったと言っても内部留保は十分にあるはずだし、例のタクシー会社とは事情が違うはずなのに、なぜ……?と思っていたら、その後の話し合いで事の真相がわかりました。

どうやら経営者は、以前から自身が考える組織体制に正社員はいらないという回答に行き着いており、今回のコロナ騒動を「ちょうどいい機会」と捉えたそうです。我々のようなクリエイターとの関係は、業務委託契約が望ましいと。

つまり、遅かれ早かれ僕らは解雇される運命にあったのですね。同僚の中には創業メンバーもおり、「ひどい仕打ちだ!」と怒り心頭でしたが、まあ、経営者がそうした組織体制を望むなら何も言うことがなく……。

再就職か、フリーランスか?

少なくとも半年間は失業保険で食いつなぐことができます。故・中島らも先生がやっていらした、カーテンをちらっと開けて出勤中のサラリーマンを見下ろし、「ふふふ」などと微笑みながら飲酒するという夢の生活ができるのです。

とはいえ、そんな生活を続けていると人間が腐るまじめ体質なので、頃合いを見て選択しなければいけません。

再び会社員をやるのか? フリーランスをやるのか?

会社員に戻るのはやぶさかではありません。なんてったって、社会保険のコスパが最強すぎる。しかし、どんな優良企業へ転職できたとしても、組織に依存せずとも生きていける能力を身につけなければ、再び大不況が起こったときに詰んでしまいます。

今回起きた不都合な真実に目をそらさず、臭いものにフタをせずに向き合うと、これまでやってきた「会社員+副業」ではなく、「複業」ができるフリーランス以外に選択肢はないように思えます。

幸い、長く専門職をやってきたので食いっぱぐれることはない自信はあります。たぶん。また、こんなこともあろうかと準備してきたこともないわけではありません。

まあとりあえず大丈夫と思うしかない

フリーランスの怖いところは、自分が倒れたら即終了という保障の無さなので、当人がいなくても回るしくみを生み出すことが必須でしょう。カメライターで一生……なんて、できれば嬉しいですが、20代、30代の若者と年老いたジジイとで勝負になるわけがありません。

AIやロボットなどの技術革新でどんな職種が生き残れるのかわかりませんが、まあ、柔軟に生きていくほかありません。

とかなんとか言って、無難な求人があったら速攻で応募しているかもしれませんが。

志村けんさんに続き岡江久美子さんが亡くなったニュースを知って、今は「生きてるだけで丸もうけ」の気分です。僕と似たような境遇の皆さん、コロナに負けず、頑張って生きていきましょう。

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コウカ(kouka)
ライター事務所「k-note」代表。カメライター、フォトライター、漫画原作者。写真と落書き漫画を交えて文章を書くのが好き。詳細プロフィールはこちら、仕事の実績確認・ご依頼はこちらからどうぞ。

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